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【実体験】日本で買える「代替肉」5品を食品エンジニア歴9年が徹底解説

悩んでいる人

最近、「代替肉」ってよく聞くけど日本で買えるのかな?スーパーで売ってる?

悩んでいる人

米国株の投資先でよく聞く、ビヨンドミートやインポッシブルフーズって日本進出してるの?日本で買えたら食べてみたいな…

悩んでいる人

ぶっちゃけ、代替肉って美味しいの?日本メーカーが作れば結構美味しいの作れそう…

最近、要注目の「代替肉」ですが、日本でも買えるのかなって気になりませんか?

ユウイチロウ

「代替肉」は仕事でも問い合わせが増えています。
今回は食品メーカーで9年ほど研究開発をしてきた僕が、日本で買える「代替肉」を5品をリサーチしました。

✔本記事の内容

  • 代替肉とは
  • 代替肉の輸入品2品をレビュー
  • 代替肉の日本メーカー品3種のレビュー

今回は、日本では手に入りにくい輸入品まで購入し、徹底的にリサーチしました。

輸入品のレベルは高く、本当の肉に近いレベルまできていることがわかりました。味はもちろん美味しいですが、実際に焼いたり、炒めたりする工程も本当の肉っぽい香りがしたからです。

代替肉といえど、調理体験もリアル肉に近いとレベルが高いなって感じますよね。今回は、実際の調理例も含めて紹介します。

それでは、ぜひ最後までご覧ください。

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代替肉とは

代替肉とはフェイクミートやプラントベースプロテイン、植物肉、大豆ミートなどです。

世間では、大豆やエンドウ豆などの植物素材のたんぱく質を使っている肉っぽいものを指しています。

というのも、実は正しく定義されていないんですよね。そこが代替肉の課題だったりします。

なので、日本では大塚食品がJASという食品の法律を作ろうと政府に提言しているようです。大塚食品は「ソイジョイ」、「スゴイダイズ」(※豆乳)など大豆関連ブランドを持っており、積極的に主導権を取ろうとしていますね。

参考:大塚食品「大豆ミート製品」特色JAS規格の検討開始、市場全体が大きく成長する一助に

一方、世界、日本の両方で植物肉の市場規模は大きくなっており、今後10年で世界では8倍、日本でも2倍の規模になると予測されています。

なので、2021年以降、食品業界では「代替肉」がパワーワードになっているんですよね。

引用元:シード・プランニング調べ http://www.seedplanning.co.jp/press/2020/2020060901.html

海外では米国株投資でも話題のヴィーガンブランド、「インポッシブル・フーズ」、「ビヨンドミート」が多額の資金到達に成功しています。

しかし、日本では購入することができないんですよね…。残念です。。。

特に「インポッシブル・フーズ」は代替肉の火付け役とも言われていて、かなりの技術を持っています。

インポッシブル・フーズのことについて詳しく知りたいって方は以下の記事をご参考ください。

参考:【保存版】代替肉のメリット・デメリット【食品開発歴9年が徹底解説】

日本で買える代替肉の輸入品2種を徹底レビュー

というわけで、早速日本で買える代替肉の輸入品をレビューしていきます。

今回は、ナショナル麻布という外国人向けの食品スーパーで以下の2種をゲットしました。このスーパーは初めていったのですが、海外向け製品が多いので見るだけでも楽しめますよ。

  • オムニミート(香港)
  • NATURI(デンマーク)

各製品の、

  • 購入価格
  • 原材料
  • 栄養成分
  • 代替肉レベル
  • メリット
  • デメリット

をレビューしました。

代替肉レベルは以下の基準で5段階で評価しています。

【代替肉レベル1;「肉の代用品」】

特徴/豆腐ハンバーグなど、肉を他のもので置き換えており、味わいからして自分が食べているものが肉ではないことが明確なもの。置き換えた食材自体の体験や価値も重視される。

【代替肉レベル2;「肉もどき」】

特徴/肉の食感を中心に再現したもの。素材の持つ栄養素や健康的な要素が価値となる。乾燥大豆ミートやセイタン(小麦グルテンを主原料とした食品)など、肉っぽさはあるものの、肉の香りなどはせず、乾燥した食材を湯で戻して調理するなど、肉とは異なる体験が残る。

【代替肉レベル3:「肉に近い喫食体験」】

特徴/ベジバーガーなど、肉の食感だけでなく味も再現しようとしたもの。ただし肉の香りはせず、ベジタリアン向け。肉付きの人々を満足させるには至らない。

【代替肉レベル4:「肉と同じ調理~喫食体験」】

特徴/インポッシブルフーズやビヨンドミートに代表される植物性代替肉。”鮮肉”としての状態で販売され、調理すると赤身が茶色く変化し”肉汁”とアロマが広がるなど、調理体験まで肉と同じにしているもの。味わいや食感も本物の肉と大きく変わらず、肉好きの人にとっても満足度が高い。また、調理・喫食いずれにおいても変化は求められない。それでいて環境にいいなど、倫理的な満足感も得られる。低カロリーやゼロコレステロールなど、機能として肉に勝る部分もあるものの、塩分が多いなど、健康的な食品とは言えない面がある。

【代替肉レベル5:「肉以上の機能性」】

特徴/最先端プレーヤーが目指しているレベル。調理・喫食体験が本物の肉と変わらないうえ、肉以上の栄養素た保存性を実現したもの。もちろん、健康的な価値も担保されている状態。

引用元:フードテック革命(日経BP)Chapter 4 「代替プロテイン」の衝撃より

①オムニミート(香港の代替肉メーカー)

最初はアジア発で日本のスーパーにも進出しているオムニミートです。

香港のグリーンマンデーという会社が「オムニミート」というブランドで進出しています。

植物性代替肉の中でも、大豆、エンドウ豆、米、しいたけなどをブレンドした一風変わった代替肉です。日本のアリサン有限会社という商社が輸入して販売されています。

購入時点の価格

約¥900/230g ※輸入品なので価格は変動します

原材料表示

植物たんぱく(大豆たんぱく、えんどう豆たんぱく、米たんぱく、しいたけ)、酵母エキス、マルトデキストリン、じゃがいも澱粉、砂糖、食塩、麦芽抽出物、ブドウ糖/増粘剤(メチルセルロース)、香料、着色料(ビートレッド)

栄養成分表示(100gあたり)

  • 熱量 74kcal
  • たんぱく質 12.1g
  • 脂質 0.7g
  • 飽和脂肪酸 0g
  • トランス脂肪酸 0g
  • 炭水化物 7.2g
  • 糖質 2.6g
  • 食物繊維 4.6g
  • 食塩相当量 0.79g

代替肉レベル

代替肉レベルは4.1点で、美味しさ、調理感も本当の肉っぽい感じで良好でした。香りや肉っぽいジューシーさも感じられるため驚きでした。

というわけで、麻婆豆腐と炒めもので評価した結果を紹介します。

▼評価1:麻婆豆腐をクックドゥで調理

中華系で調味料の味が濃いメニューにした理由は、万が一、まずくても調味料の味でごまかせると考えたからです。笑

オムニミートを軽く炒めた状態が以下のとおり。少しくっつきやすいのが難点です…。

クックドゥなので炒めて豆腐入れてソースを和えるだけで完成しました。

味は普通のお肉より少しあっさりしていましたが、リアル肉の美味しさを感じました。臭みもありませんね。

▼評価2:豆苗と代替肉の炒めもの

次にもう少し肉の味がわかるように塩コショウと鶏ガラだし粉末を使った炒めものを作りました。

用意した材料は以下の通り。

  • オムニミート 150g
  • 豆苗 1パック
  • 卵2個
  • カットネギ(お好みで)
  • 塩コショウ 少々(好みで調整してください)
  • 鶏ガラだし粉末 小さじ2
  • サラダ油 大さじ1

手順も簡単です。

  1. 溶き卵とざく切りした豆苗を混ぜる
  2. フライパンに油を引いて1を炒める。塩コショウで下味をつける。
  3. 2を皿に盛って、フライパンでさらに油を引いてオムニミートを炒める。
  4. 鶏ガラだしと塩コショウで味付けして、盛り付けして終わり。

これがかなり美味でした!普通のお肉と変わらないくらいレベルで美味しく、ひき肉みたいに使いやすいので高得点でした。

オムニミートのメリット3つ

  1. 見た目はひき肉とほぼ同じで
  2. ひき肉のような食感&香り
  3. 幅広いメニューに使用できる

オムニミートのデメリット3つ

  1. 加熱した際に肉がくっつきやすい
  2. 価格が高い
  3. 解凍に時間がかかる

オムニミートのまとめ

結論、代替肉レベルは今回評価した中でNo.1でした。最近は通販でも買えるようになったみたいなので気になる人はお試ししてみてください。

②NATURI(デンマークの代替肉メーカー)

次はデンマークのヴィーガンブランド「NATURI」です。

日本では先行して輸入された代替肉ブランドでパティだけでなく、ミンチ、フェイク鶏肉など幅広い代替肉を開発しています。今回はパティを購入してハンバーガーを作ってみました。

価格

約¥880/2枚(227g) ※輸入品なので変わることあり

原材料表示

えんどう豆たんぱく、菜種油(遺伝子組み換えでない)、ココナッツオイル、トマト、濃縮ビーツ、ブドウ糖、じゃがいも澱粉、玉ねぎ、食塩、白胡椒、レモンジュース、麦芽抽出物(小麦を含む)/香料、安定剤(メチルセルロース)

栄養成分表示(100gあたり)

  • 熱量 246kcal
  • たんぱく質 13g
  • 脂質 16g
  • 炭水化物 13g
  • 食塩相当量 0.63g

代替肉レベル

代替肉レベルは3.9点でした。白胡椒のパンチが強い味で食べごたえありです。肉っぽい香りが強いのがグットポイントでした。

パティは冷凍なので、冷蔵庫で自然解凍しそのままフライパンで焼いてパンで挟んで評価しています。

パンはベースフードのパンを使っていますので、これ1個だけでたんぱく質が30g弱もとれますよ!

断面からもトマトと濃縮ビーツ果汁を使うことで、赤身っぽく見えますね。

しかし、ミンチの繊維感が強く、少しパサパサしたのでオムニミートの方がリアル肉に近いと判断しました。

NATURIのメリット3つ

  • 商品の幅が広く、パティ、ミンチ、ソーセージなど多種あり
  • パティはいわゆるインポッシブルフーズっぽい見た目で代替肉感あり
  • 味のレベルは高く、ソースなども不要

NATURIのデメリット3つ

  • ミンチの繊維感や口当たりが悪い
  • 味が濃いので他のソースなどを使いにくい
  • 価格は高い

日本の食品メーカー品3種を徹底レビュー

ここからは、日本の食品メーカー品をレビューしていきます。いずれも大手メーカー品です。

  • 大塚食品
  • 日本ハム
  • 伊藤ハム

というわけでサクサク解説します。

③ゼロミート(大塚食品)

日本の代替肉の火付け役とも言われる、大塚食品の「ゼロミート」です。

リアル店舗では、ナチュラルローソンに売っています。絶対ではありませんが、お近くに住んでいる方は試してもいいですね。

通販だと現在は公式サイトで買う方法しかないようですね。

あとはオイシックスでも取り扱っているので、これを気にオイシックスの食品宅配を利用するのもありです。僕も利用しているので気になっている人は以下記事をご参考にオイシックス情報もご覧ください。

価格

¥322(ハンバーグ、ハムタイプともに各々¥322でした)

原材料表示

▼ハンバーグ

大豆加工品(脱脂大豆、玄米粉)(国内製造)、たまねぎ、植物油脂、粉状大豆たんぱく(脱脂大豆、でんぷん、植物油脂)パン粉、砂糖、でんぷん、粉末卵白、粉末状大豆たんぱく、ブラウンルウ(小麦粉、植物油脂、ぶどう糖)、リンゴペースト、食塩、トマトペースト、香味パウダー、デキストリン、調味ペースト、酵母エキス加工品、ウスターソース、赤ワイン、香辛料、食物繊維、野菜ブイヨン風味パウダー、しょうゆ加工品、セロリパウダー/酢酸(Na)、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、香料、グリシン、チアシン塩酸塩、D-キシロース、酵素、ショ糖脂肪酸エステル、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・りんごを含む)

▼ハム

粉末状大豆たんぱく、植物油脂、粉状大豆たんぱく(脱脂大豆、でんぷん、植物油脂)、卵たんぱく、食塩、砂糖、酵母エキス、香辛料/加工デンプン、pH調整剤、クチナシ色素、香料、トマト色素、(一部に卵・大豆を含む)

栄養成分表示

▼ハンバーグ1個(140g)当たり

  • エネルギー 186kcal
  • たんぱく質 12.7g
  • 脂質 8.3g
  • 炭水化物 16.7
  • 糖質13.7g
  • 食物繊維 3.0g
  • 食塩相当量 13.6g

▼ハム1パック(60g)当たり

  • エネルギー 127kcal
  • たんぱく質 10.1g
  • 脂質 7.9g
  • 炭水化物 3.9g
  • 食塩相当量 1.7g

代替肉レベル

代替肉レベルは3.6点でした。ハンバーグ、ハムともにコンセプト通りの「肉じゃないのに、そこそこ美味い!」でした。

海外品に比べると、肉の香りが弱く感じました。食感や味のバランスはゼロミートの方が上です。

※ゼロミートをパンで挟んだときの断面図

ハンバーグをパンに挟んで評価しましたが、写真の通り肉汁も程よく出ていて味のバランスが良いですね。

ゼロミートのメリット3つ

  • 味のバランスがよくて日本人の口に合う
  • 臭みがなくて食べやすい
  • ハム、ソーセージ、ハンバーグなど多種あり

ゼロミートのデメリット3つ

  • ミンチやパティなどの製品がない
  • 肉の香りが良くも悪くもよわい
  • 価格が高い

④日本ハム(ナチュミートシリーズ)

次はハムメーカーNo.1の日本ハムです。スーパーではナチュミートというブランドでハムタイプのみ販売されていました。イオンタウンの大型店舗だったので売っていましたが、地域によっては売っていないかもです…。

価格

¥234(イオンでの購入)

原材料表示

たん白製剤(卵たん白、大豆たん白、乳たん白、粉末植物油脂)、植物油、粉状大豆たん白、還元水あめ、水あめ、食塩、酵母エキス、デキストリン/pH調整剤、ガゼインNa、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、グリシン、クチナシ赤色素、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆を含む)

栄養成分表示

※1パック(60g)当たり

  • 熱量 136kcal
  • たんぱく質 9.8g
  • 脂質 7.7g
  • 炭水化物 6.8g
  • 食塩相当量 2.2g

代替肉レベル

代替肉レベルは3.2点でした。大塚食品のゼロミートに比べると、肉っぽさはまだ弱いですね。

重量当たりのたんぱく質も少ないし、食塩も多いので、ハムの比較では大塚ゼロミートの方が格上と判断しました。

味はまあ普通レベルですが、ゼロミートより安いのは魅力的ですね。

ナチュミートのメリット3つ

  • 味は問題なし
  • Amazonでも買える
  • 代替肉の中では価格が安い

ナチュミートのデメリット3つ

  • 美味しさレベルに驚きはない
  • Amazonで在庫切れが続く
  • 栄養面でたんぱく質が少なく、食塩が多い

⑤伊藤ハム(まるでお肉シリーズ)

最後は、国内ハムメーカー2強の伊藤ハムです。

伊藤ハムの「まるでお肉!」シリーズは少し変わっていて、加工度の高いハンバーグや肉団子などが多いのが特徴です。こちらも日本ハムと同じくイオンで購入しました。

価格

¥321(イオンでの購入)

原材料表示

砂糖しょうゆだれ(国内製造)、たまねぎ、繊維状植物性たん白、粉状植物性たん白、卵白、植物油脂、パン粉、雑穀粉、揚げ油(植物油脂)、砂糖、しょうがペースト、粉末状植物性たん白。オニオンエキス、オイスターソース、食塩、トマトペースト、マッシュルームエキス、しょうゆ、香辛料/加工でん粉、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆を含む)

栄養成分表示

  • 熱量 189kcal
  • たんぱく質 10.4g
  • 脂質 5.8g
  • コレステロール 1mg
  • 炭水化物 23.8g
  • 食塩相当量 2.1g

代替肉レベル

代替肉レベルは3.2点でした。確かにお肉っぽい仕上がりでしたが、肉の加工度が高いため正しい評価が難しいですね。

肉の美味しさを訴求するなら、できる限り加工度の低いハム、ミンチなども開発してほしいって思ったりしました。

まるでお肉シリーズのメリット3つ

  • 商品の種類は豊富でハムカツやサラダチキンもあり
  • Amazonでも買える
  • ごはんが進むメニューが多い

まるでお肉シリーズのデメリット3つ

  • 加工度が高い製品が多い
  • Amazonで在庫切れが続く
  • 大人向けメニューは少ない

まとめ:日本でも代替肉は楽しめる

いかがでしたか?

日本でも代替肉は買うことができて年々レベルは上がっていることが確認できました。特にオムニミートはミンチ状でアレンジがしやすく驚きました。

国内メーカー品も大塚食品のゼロミートの品質が高く、美味しくできていますね。しかし、国内メーカー品は加工度が高い製品が多いので、ミンチやパティなど肉そのものに近い製品の開発が待たれます。

一方、今回は評価できませんでしたが、マルコメさんも少し前から大豆ミートを発売しています。

僕はヴィーガンを目指しているわけではないですが、食品業界人として今後も代替肉をリサーチしていきます。ヴィーガンに関してはも一度勉強したことがありますので、気になる人はぜひご覧ください。

参考:【ヴィーガン大全】ヴィーガンは意味ない?【食品業界歴9年が徹底解説】

というわけで、今回は以上となります。

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