
サピエンス全史ってかなり興味あるけど上下巻で600ページもあるらしい…

漫画版もあるらしいけど読みやすいのかな?できれば短時間で読めるとありがたいな…。

漫画だとちゃんと内容理解できないのかな?
こんな悩みを抱えていませんか?
2017年ビジネス書大賞を受賞した「サピエンス全史」、2020年11月に漫画版も出版されたのでハードルも下がって気になっている人もいるのではないでしょうか?

結論、漫画版でも十分で特に「認知革命」の部分はしっかり理解できます。
なお、漫画版は原作者ユヴァル・ノア・ハラリさん公式です。
やはり原作も読みたいけど大変だなって方は、Amazonのオーディブルだと聞きながら内容を理解できます。
初めての方は実質無料なので、気軽に寝る前とかに聴いてみるのはいかがでしょうか。
✔本記事の内容
- 漫画版サピエンス全史の目次
- 漫画版サピエンス全史が向いている人3選
- 漫画版サピエンス全史ならではの注目ポイント
漫画版サピエンス全史の概要

漫画版サピエンス全史の目次
- 歴史年表
- サバンナの反逆者
- 虚構(フィクション)の達人
- 性と嘘と洞窟壁画
- 大陸をまたにかける連続殺人犯
目次はシンプルで全部で5項目です。
ちなみに歴史年表は2ページほどで138億年前の物理現象の始まりから、現在、未来までの出来事がまとまっています。
サピエンス全史の原作は上下巻で世界1200万部のベストセラーですが、有名な「認知革命」の部分を中心に学ぶことができるでしょう。
ページ数
原作は600ページ超えですが、漫画版はオールフルカラーで250ページほどです。
しかも、絵がたくさん使われているので本編よりは読みやすいでしょう。
とはいえ、情報量が多いので漫画にしては文字数多いなと思うかもしれません。
漫画版サピエンス全史が向いている人3選

時間がない会社員
本編はかなり読みにくいしボリュームが多いので時間があまりない会社員にはオススメです。
とはいえ、Amazonのオーディブルでも最初は無料で聞けるので、寝る前に聴いて理解するのもありですね。
サピエンス全史は全人類の歴史について書かれているので全人類が読んだ方が良いですが、さすがこんな分厚い本2冊も読めないよって人は漫画版がいいですね。
中田さんもYouTube大学でかなり読みにくいって言っていますし。
イメージや図が好きな人
著者のユヴァル・ノア・ハラリさんはイスラエルの歴史学者ですが、写真と漫画の絵もかなりフィットしていてイメージしやすいんですよね。
さらに、サピエンス全史の醍醐味である、「ヒトはどうしてホモ・サピエンスしかいないのか?」って問に対して、5万年ほど前には少なくとも6種類はいたことが絵を使って紹介されています。
6種のホモ属の絵も丁寧に描かれており、イメージしながら読むことができるのが良きですね。
原作を買って挫折したヒト
原作の上巻を買って挫折したヒトも多いみたいですが、潔く本編はメルカリで売って漫画版を読むのもオススメ。
挫折するってことは文字数が多いことや他の参考情報など結論やイシュー以外の情報が多すぎて頭に入ってこないこともありますよね。
しかし、漫画版ならサピエンス全史のイシューである認知革命のキーとなった虚構(フィクション)についてキャッチーに書かれています。
漫画版サピエンス全史の注目ポイント1つ【虚構の達人】

サピエンス全史のイシューは認知革命のポイントなった虚構(フィクション)を使えることです。
特にホモサピエンスはコミュニケーション能力と大勢で共同作業をする能力が他のヒトより上手だったんですね。
ホモ・サピエンスのコミュニケーションが発達した理由は、特に言語が多数の音と記号を組み合わせて意味の違う文章を無限に作り出せることです。
言語を使って噂話ができ、例えば悪いことをするヒトは噂されるから、噂は社会規範を強化したり集団の結束を保つのに役立つんですね。
サピエンスは他人を信じることができる。だから今まで繁栄し続けてきたことがよく分かります。
想像上の現実を信じることができる能力が他のグループと協力したり、交易して共存することができたそうです。
漫画版では人類誕生までさかのぼり、なぜ人類が発展し中でもホモサピエンスのみが生き残ったのか分かりやすく解説されています。
人類の歴史とリンクして面白さを感じました。
僕はサピエンス全史をきっかけに歴史を勉強するきっかけになり感謝しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。