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【レビュー】「フードテック革命」を食品エンジニア歴9年が要約

悩んでいる人

去年からよく聞くフードテックってなんだろう?本屋で立ち読みしたけど、よくわかんないや…。

悩んでいる人

「フードテック革命」読んでみたいけど、けっこう読むの疲れそう。情報をまとめた記事ないのかな?

悩んでいる人

最近の食品業界のトレンドだと、代替肉をよく聞くけどフードテックとどう関連してるんだろう…

こんな疑問をかかえていませんか?

去年から話題の著書「フードテック革命」は、世間で話題になるのはもちろん、安定や慣習が優先される食品業界でも大きな変化が学べる良書です。

実はアナログで古典的な食品業界もテクノロジーの力を活用し新たな価値提供や社会課題の解決にむけたチャレンジが進んでいます。

ユウイチロウ

今回は、食品メーカーでエンジニアとして、開発・量産化を9年担当している僕が「フードテック革命」を要約してレビューします。

✔︎本記事の内容

  • 「フードテック革命」を読むべき人
  • フードテックとは
  • 代替肉が急成長したワケ
  • 食のネットフリックス化
  • フードテック領域の投資状況

本記事では、最初にサクッと本の要約をしつつ、中盤ではフードテックを学ぶ上で外せない、代替肉や食のネットフリックス化について紹介します。

最後に、フードテック領域の投資事例も解説するので、米国株投資を考えている人も必見です。

それでは、ぜひ最後までお読み下さい。

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【要約】「フードテック革命」を3分で解説

フードテックとは狭義では食のシーンにデジタル技術(特にIoT)やバイオサイエンスなどが融合することで起こるイノベーションのトレンドを総称した言葉と定義されています。

食品業界もプログラミングなどのテクノロジーやゲノム編集など最新のバイオ技術が活用が始まっており、市場規模は2025年まで700兆円規模に達するという衝撃的な発表がありました。

【要約】「フードテック革命」とは

なぜ、「革命」と銘が打たれているのか?

その理由は、iPhoneが日本にやってくる前夜のようだからと本書では書かれています。

例えば、iPhoneが発売された2008年、日本の携帯電話市場はパナソニック、富士通、シャープ、ソニーなどの日本メーカーがシェアを分け合っていました。

絵文字、写メール、着メロ、おサイフケータイとかって懐かしいですよね。これらの技術は海外にも負けていなかったのですが、iPhoneの登場で日本にも革命が起きました。今、ガラケーやiモードなんて使っている人いないですよね…。

食品業界でもそんな革命が起きるのでは?というのが「フードテック革命」のメッセージです。

食文化が豊かで美味しいものがいつでも食べられる日本ですが、「美味しい」「便利で使いやすい」だけでは差別化や驚きがなくなっています。

フードテック革命では、食事の価値が美味しさ、簡便さではなく、「体験」に軸が変わり、例えば、自分で料理したときの学びや達成感、始めてウーバーイーツで注文したときのワクワクなど、まさに実体験です。

引用元:日経BP「フードテック革命」DMM電子版p.23図1−5より

さらに、本書では日本のフードテック会社として最も要注目なのが「ベースフード」と言っています。

ベースフードは、世界初の完全栄養食の開発に成功しました。

4つの特徴は以下のとおり。

  • 1食に必要な栄養素がとれる
  • 開封するだけで、手軽に食べられる
  • 常温で1ヶ月保管できる
  • フレーバーが豊富で飽きない

忙しいけど健康に時間をかけることができない方は、ぜひお試しください。

初回は20%オフでお試しできます。

なお、Amazonpayも使えて決済もらくチンです。

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【要約】「フードテック革命」を読むべき人3選

  • 食品業界ではたらく人
  • エンジニアで食領域に興味ある人
  • 米国株投資をしたい人

今後はGAFAも食分野に興味関心を持ち、様々な企業と連携して参入してくるからです。

GAFAとは?

巨大IT企業の総称で、Google、Facebook、Apple、Amazonの頭文字をとったもの。

実は、GAFAも食分野には注力していなかったのですが、食関連のビジネスにデジタル化が進んでくると、GAFAがデータを握るのは時間の問題だと本書でも指摘されています。

食関連のデータは複雑で解析に手間がかかるので、Amazonたちも購買データを持っているだけで解析があまり進んでいなかったようですが、家電もインターネットに繋がることが当たり前ですよね。

なので、各社の連携で生活者が何に困っていているのかがわかるようになります。

今後は、家にいなくても自分の冷蔵庫に何が足りなくて、今ある食材で一番美味しくて簡単な料理を作る方法を提案してくれるサービスなどが登場するかもしれません。

一方、投資家の間でもフードテック領域は注目されています。

なぜ、投資家たちのお金が集まるのか?それは以下の理由が挙げられています。

  1. そもそもの食品、流通、外食などの市場規模が大きく、フードテックを活用することでパイが追加されること
  2. フードテックを活用したプロダクトが登場すること(スマートキッチン、スーパーフードなど)
  3. フードテック活用により、供給問題が解消されること
  4. 食の価値創造の裏側に潜むコストが抑制され、人々が食にお金を払う理由が広がること

特に最後の4つめのポイントは大きく、80億人弱の地球上のの人々が、1年間に食事をする回数は約8兆回あり、その1〜2割の回数で仮に追加で100円程度払うだけで、80兆から160兆円の市場が生まれるからです。

食品業界で開発をしている私にとって、これにはかなり驚き、食品業界も革命が起こるのだなと感じました。

では、現在、食の価値創造に潜むコストとは何か。本書では以下が記載されています。

▼健康にかかるコスト(約710兆円)

  • 肥満(約291兆円):生活習慣病の原因
  • 栄養失調(約194兆円):所得の低い人ほどカロリーの高い加工食品に便りがち
  • 汚染、農薬からの健康被害、抗微生物耐性(約226兆円)

▼環境にかかるコスト(約333兆円)

  • 気候変動:農作物の生息地の変化、栄養価が減ったりするケース

▼経済にかかるコスト(約226兆円)

  • 地域の福祉
  • フードロス:食べるための生産されている全食品のうち、3分の1が廃棄されている

食に関する課題が金額的にも大きいか分かりますよね。これらの食の社会課題を解決するためにもフードテックはビックワードになってくるでしょう。

【要約】「フードテック革命」を1,000文字で解説

なぜ今、フードテックなの?

フードテックが今注目される理由は、ITや科学の力と融合することで食の大きな課題が解決されるからです。

テクノロジー、特にスマホが発達してからは、本当に便利になりましたよね。特にフードデリバリーといった食材宅配サービスはたくさん種類が増え、食品もネットで気軽に購入できるようになっています。

参考:【1人暮らし向け】食材宅配の選び方のコツ3選を食品開発者が徹底解説

食の価値って本当に様々で、「美味しい」「便利」といった機能的価値は当たり前で、それよりも心理的価値に重点がシフトしています。例えば、料理しながら家族や友人と一緒に話すや、自分の体調に合った食事を提供してくれることなど。

本書ではそれを食の価値のロングテールモデルと言っています。

引用元:日経BP「フードテック革命」DMM電子版p.25、図1−6より
ロングテールとは?

引用されている図で、右側の低くなだらかに伸びるグラフのように、売れ筋のある大きいターゲットではないが、ニッチかつ多様でたくさんある部分のこと。

食事は「美味しさ」ではなく、「美味しい」と言いながら人と話したり、一緒に料理して新たな発見があったりすることの方が価値になっているんですね。

最近では、料理教室もオンラインで参加できるようになっていますしね。例えば、料理が苦手過ぎて、最初は誰にも見られずに学びたい人にとっては良きサービスなのではと。まさに、ロングテールなニーズです。

「代替肉」が急成長しているワケ

代替肉とは、文字通り、一般的な牛、豚、鶏ではない素材に代替される肉っぽいもののことです。

大豆やえんどう豆などのタンパク源を使っているものが多いですが、最近は培養肉や昆虫食などの技術も注目されています。

悩んでいる人

なんでみんな代替肉に興味あるの?特に海外では多くの会社が代替肉に力を入れているみたい…。

ユウイチロウ

海外では動物福祉(アニマルウェルフェア)の考えが急速に広がり、ハンバーガーをよく食べる欧米人の中で、家畜に頼らない食生活をしたい人が増えているからです。

例えば、ベストセラー「サピエンス全史」の著者ユヴァル・ノア・ハラリさんは「これまでの技術革新が動物を生き物としてでなく、食肉、牛乳、卵を生産する機械として進化させている」と警鐘を鳴らしています。

▼サピエンス全史はかなり分厚くで読むの大変なので漫画版がオススメです。

参考:【レビュー】漫画版サピエンス全史(人類誕生編)は読みやすい?【1日で読める】

代替肉に取り組む多くのベンチャー企業のミッションは「動物に頼らないたんぱく質供給」であり、特に代替肉ベンチャーで最も有名な1つの会社、インポッシブル・フーズがこのミッションを前面に打ち出しています。

参考:【保存版】代替肉のメリット・デメリット【食品開発歴9年が徹底解説】

食のネットフリックス化とは

食のネットフリックス化とは、超個食化されることで、ネットフリックスのように一人ひとりのニーズに合った食事が広がることです。

ネットフリックスは、ユーザーの視聴した記録を徹底的に分析することで、1番好きそうな映画やコンテンツを探してくれたり、結末までもその人好みのストーリーにしてくれるようになりつつあります。最近は本もかなり話題になりました。

確かに、ベタな展開で終わってほしい人もいれば、最後主人公が急にいなくなるようなストーリーが好きな人もいますよね。

食事がネットフリックスのように、自分の体調や健康状態、料理スキル、時間帯、栄養情報などたくさんの因子を考慮した上でどんな食事が最適か提案してくれる。そんな時代が来ているということです。

本書では、食のパーソナライゼーションとも表現されています。

パーソナライゼーションとは

消費者のニーズに正しく応えられるように、一人ひとりへ提供するモノやサービスを使い分けること。消費者の購買データだけでなく、個人の趣向や性格、体調も含めて細かくデータを取り、一人ひとりに提供することです。スマホやウェアラブル端末、タブレットが普及されたため少しずつ可能になっています。

引用元:日経BP「フードテック革命」DMM電子版p.124、図6−1より

まさに食のロングテールなニーズを満たしてくれるサービスが登場しつつあり、一人ひとりにとって最適な食事が簡単にとれるようになってきますね。

【要約】フードテック領域の投資状況

最後にこれだけ必要になってきたフードテック業界ですが、盛り上げるにはやっぱりお金が集まっているんです。

なんだ、結局お金かよ!という方もいるかもしれませんが、これは将来性があるからお金が集まり、投資家たちが出資しているんですよね。最初に解説したGAFAもフードテック企業に多額の投資をしています。

出資例ですが、

  • Beyond Meat(植物性代替肉):IPOで15億ドル
  • Ripple Foods(植物性代替肉):ゴールドマンサックスなどで6500万ドル
  • Whole Foods Market(スーパーマーケットチェーン):Amazonが137億ドル
  • Creator(ロボットレストラン):Googleなどが1800万4000ドル

フードテック領域への投資額が直近で5年で5倍に成長し、2019年はなんと約150億ドル、1兆円を超えるお金が集まってきているんですね。食品は単価も安く、利益率が見込めない市場ではありますが、様々な技術革新でもっと成長が期待できるのだなと強く感じています。

フードテック革命、まだまだ魅力的で最新の食情報が書かれているので、関連分野もyuichirogで取り上げていきますね。

今回は以上となります。

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